早慶レガッタ


トップページ 特集 大会プログラム 早慶クルー紹介 レガッタとは? 早慶レガッタの歴史 協賛企業・団体 お問い合わせ
                                                          

颯爽と目の前を通りすぎるボートを見て「漕いでいないあの人は誰?」と不思議に思う方は 多いのではないでしょうか。

ともすれば「選手が一生懸命漕いでいるのに何もしないで楽そうだ」と感じ られるかもしれませんが、COXは高度な技術と冷静な判断力、そしてクルーからの信頼が要求される重要なポジションなのです。

COX(コックス)とは、英語のcoxswainの短縮語で「舵手(だしゅ)・舵取り」のことを意味します。 実際にCOXは艇の方向を定めるために舵を取っているのです。

エイト艇は、左サイド、右サイドそれぞれ 4人ずつ漕いでいるので、真っ直ぐに進むものだと思われますが、実際は微妙に蛇行しているのであり、 それをCOXが調整しているというわけです。

では、どのように舵を取っているのでしょうか。

COX席後方の艇の部分を「カンバス」と言いますが、カンバスにラダーが取り付けられています。 COX席の両側には舵を取るための器具が備えられており、COXは、艇の微妙な挙動を感じながら 少しずつ舵を切っていきます。

ただ闇雲に舵を切っていけばよいのではありません。COXのラダーワークが大きければ大きいほど、艇のバランス が崩れ、漕ぎ手にとっては好ましくはありません。

したがって、COXは艇が蛇行する前に舵を切らなければならなくなります。蛇行し始める瞬間を感じとり舵を切ること。COXに要求される高度な 技術とはここに求められます。



COXは、正確な舵を取る一方で、クルーに対し適確な指示を出すという役目があります。

数十年前のCOXは、頭にメガホンを固定してクルーに指示を出していました。

しかし、現在では COX席に「COXボックス」と呼ばれるマイク付きの機器と、艇の中ほどにはスピーカ ーが数個設置されており、COXはマイクを通してクルーに指示を与えています。

では、COXの指示・かけ声(コール)とは具体的にどのようなものなのでしょうか。 また、なぜCOXのコールが必要なのでしょうか。

ここで、第71回大会(2002年)で録音された、早稲田対校エイトクルーのCOXを務めた 廣田正義(H16年卒)のコールを参考に、COXコールについて学んでいきましょう。

        


(0:00〜0:45 蔵前橋付近を通過)

 さあ行こう ・・・ レートを変えるとき、ドライブ(ボートを漕ぐこと)の意識を変えるときなどに
            使います。ボート特有のコールです。

 1本、2本、・・・ ドライブの本数です。「さあ行こう」の後に続けてコールすることがありま
            す。

 36.5 ・・・ レート(1分間に漕ぐ回数)が36.5(回)であるという意味です。COXは、
         COXボックスに表示されるレートを見て、8人が意識統一を図れるように漕ぎ手
         にレートを伝えます。スタートスパートとラストスパートを除いた通常漕ぐ部分を
         「コンスタント」と言いますが、一般にコンスタントレートは32〜38ほどになりま
         す。速ければ速いほど良いというものでもなく適度な速さで8人が統一感を保っ
         て漕げるように指示を出すことが、COXの役目となります。

 意識入れかえよう ・・・ 漕ぎの意識を入れかえるということ。メリハリをつけます。


                             次へ≫
 











                                        →他の特集記事を見る
TOP特集大会プログラム早慶クルー紹介レガッタとは?早慶レガッタの歴史協賛企業・団体お問い合わせ
Copyright (C) 2005 the Regatta waseda vs keio All Rights Reserved.