− 9月より新体制がスタートしましたね。早稲田の主将に選ばれてどんな
気持ちでいますか。布施: 同期の間では誰が主将に選ばれても、そいつを支えて いこうと決めて いたので、選ばれた時は気は楽でしたね。主将に選ばれてからは、チームのこと、部員のこと、 自分のことを考えるのは時間がかかることに気づいた。でも、自分達の学年の色に塗り替えていく 作業は楽しくて、とても充実している。
− 楽しいながらも大変だと思うのですが、具体的にどういった点 が難しいのでしょう?
布施: 監督が(岩畔道徳監督から熊田時久監督に) 代わって、学生全体でやる必要がでたこと。 例えば、今まで岩畔監督が考えていた練習メニューを自分たちで決めたりする のは大変だし、とにかく新体制での練習を軌道にのせるのは難しかった。その意味で の10月の練習は、試行錯誤の連続だったし、学生からの不満もでた。自分としては チームをまとめ、どうしたらよい練習ができるようになるかを考えた。11月くらい からやっと軌道に乗り始めまし たけどね(笑)。
− 早稲田をどういったクラブにしていきたいと考えているか。
布施: 「自分たちで考え、行動していく」チームに したい。一人一人に責任を課すことで、個々人が精神的に強く、「早稲田」という プライドを持ったチームにしていきたい。
− 「早稲田」というプライドとは具体的にどのようなことなので しょう?「慶應」のプライドとはどう違うのか。
布施: 自分たちは日本一のボートチームにいる んだと強く意識すること。そこにあるべき姿は「戦う集団」であり「モラルを もった集団」。それでバカをやるときはバカをやる。それが「早稲田」の姿だと 思います(笑)。慶應に関わらずどこのクラブにもないと思います、こんな面白いボート チームは。
− 慶應という言葉がでましたが、来年の 早慶レガッタは4月17日に決まりました。抱負を聞かせて下さい。
布施: 死ぬ気で勝ちに行きます。
− 早慶レガッタにかける意気込みは両校とも物凄いものが
ありますよね。早慶レガッタで勝つ意味とは何なのでしょう?布施: 「早稲田」という名前を背負っているから負けら れない。「名前」という理由。ただそれだけですが、だからこそ負けられない。
− 前大会では慶應に敗れましたが、敗因は何だったと 考えていますか?
布施: チームとしては監督におんぶに抱っこ だった事が、個々の責任を失わせた。技術的には冬期の練習量がたりなかった。 隅田川の波に全く対応できなかった。
− 早慶レガッタ直前に行われた「お花見レガッタ」では、 大学勢の中で第1位という結果で、下馬評では「圧倒的に早稲田が優位」と 言われていたが。
布施: 隅田川で行われる早慶レガッタに、下馬評 は関係ありません。「勝てる」のではなく「勝つんだ」と強く思い続けて練習が できた方が勝つのだと思う。










