石井主将インタビュー続き…
− 現在、早慶レガッタやインカレに向けて
慶応ではどのような練習をしているのですか?
石井: 小艇でのトレーニングにより、
個々の艇を動かす能力の向上に努
めています。艇を動かす感覚は、小艇の方がつかみやすい。つまり早
く上手くなるということです。また、例年以上にウェイトトレーニ
ングを重視していますが、これは今年のインカレの反省に基づく
ものです。(※今年のインカレで慶應は4位、早稲田は3位。)スタートで一気に
出られてしまうと苦しいレースにな
るに決まっている。パワーをつけてスタート〜スパートの艇速を
上げようという狙いです。毎年、「技の慶應、力の早稲田」と言わ
れていますが、来年は「技と力の慶應」をお見せします。
− 日々の練習の中ではどんな事に気を配
ったり心がけたりしていますか?
石井: とにかく目標を確認すること。
目標を明確にイメージできれば、練習の質は飛躍的に向上すると思う。
特に試合の無い冬場はそれを見失いやすい。この時期にしっかり
と試合を意識して技術的、フィジカル的な目標を定めて練習を積
むことが、非常に大切だと考えます。
− 慶應は「イメージ」ということを凄く大事に
捉えている。
石井: そうですね。
日本や世界のトップクラス
の選手の艇の動き方をイメージしています。速い人はドライブで
信じられないほど艇を動かしているし、フォワードでは信じられ
ないほど艇へのチェックが少ない。
− 非常に高いレベルですよね。
石井: 我々の目標は
学生レベルを超越したチームです。はっきりとはまだ
言いたくありませんが、要するにインカレ優勝レベル以上のクルー
を目指すということです。
− 練習への「こだわり」とかありますか?
石井: 特に無いです。(笑)
− チームの結束力を高めるために特別に
行っていることはありますか?
石井: 飯を全員でまとまって食
べることですかね。最近では家庭でも全員でご飯を食べることが少
なくなっているように思いますが(笑)、飯を一緒に食えばお互いの
体調も分かるし、なにより楽しいですよね。バラバラに食べて
いた時よりも残飯が減りましたし、体重増量効果にも期待して
います。
− 他のチームには絶対に負けていない
と思えるところはありますか?
石井: ここ一番の集中力です。
− 逆に、今チームに足りないものは?
石井: 部員数です。勧誘活動を
続けていくことと同時に、全員にしっかりと目を配る等、少人
数でしか出来ないことにも取り組んではいますが、やはり数の力
は欲しい。
− 話しは変わりますが、元々、石井さんがボート
を始めたきっかけはいったい何だったのですか?
石井: 健康のためです(笑)。中学時代
は体育の持久走の後具合が悪くなってしまうような不健康児だっ
たので、何か運動しなければと思っていました。そして、高校
入学直後に試乗会で初めてナックルに乗り、単純に楽しかっ
たので入部を決意しました。
− 入部して、一番よかったと思うことはなんですか?
石井: 仲間と一つのことに打ち込む毎日
が非常に充実していて楽しいです。また、一昨年のインカレは勝った
けれども早慶戦は負けた。今年の早慶戦は勝ったけれどもインカレは
負けた。来年は早慶戦もインカレも全部勝って、最高の思い出を残
して引退したいですね。
− 毎日練習で忙しいと思いますが、オフの日
とかは何をして過ごしてるんですか?
石井: 真面目に学校行ってます。
− 憧れている、または尊敬している選手とか
はいますか?
石井: ドジャースの野茂英雄です
。不屈の精神を見習いたい。
− 早慶レガッタで観客に慶応の「ココに注目してほ
しい」というようなセールスポイントのようなところはありますか?
石井: 艇速です。来年はもの凄いスピ
ードで桜橋を通過するので、まばたきは禁止です(笑)。
− 最後に、早慶レガッタ特集ということで早稲田
に対して一言お願いします。
石井: 正々堂々勝負しましょう。










